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一ノ倉沢:変形チムニー
2007-10-15 Mon 23:39
超超超ド久しぶりの更新。
4月の脱臼以来、初の本チャンへ行ってみました。
大した練習もせず、無謀だなと自覚しつつ「い、行きたい・・・」
とノリだけで突っ込んでみた。で、案の定ボロボロな結末。
でも楽しかった。(やはり不謹慎)

平日なら一ノ倉出合まで車が入れるし、モタモタして後続パーティに迷惑かけることも
無いだろう。
月曜の朝4:00夜勤明け&岩の本チャン4年ぶり&脱臼のプロを拾って出発。

関越道の赤城あたりで、それまでのハイテンション状態から一気にヤル気が下がる教祖。
逆にこっちはヤル気満々。
『とりあえず出合までは雨でも行くよ』

トンネル抜けると晴れ。あっという間にテンション復活なのを横目に、
自分が
谷川が近づくにつれ十八番の「ビビり」が早くも出始めた。早い、あまりに早過ぎる。

6:30過ぎに出合到着。快晴の朝だった。
<すんばらしい青空と色づき始めた一ノ倉>
PA150002.jpg


1年ぶりに見る一ノ倉にタメ息。
やっぱりやっぱりやっぱりやっぱり見てる分には素敵~っ
7:00出合出発。

5分で息が切れてヨレヨレ、10分後ふと気付く「あ、トポ忘れた」。
冷たい無言のリアクションに軽く凹み、汗だく&ヘロヘロで8:30変チの取り付き。

9:00スタート。トポ無いのに、登ったことが無いはずなのに奇数ピッチ=青教祖・偶数ピッチ=ukkyになっていた。
「4ピッチ目が変チだから、やれよ」
ありがとう、あたしに変チをやらせてくれるんだね。(きょわい…シクシク)

<1P目取付>
PA150004.jpg

「濡れてると悪い」と聞いたことがあった1P目、乾いてても充分だった。
フォローでも久しぶりの身には堪え、自分のライン取りも今イチ。

2P目いよいよリード。
登り始めガッチガチ、途中からはチョー快適~ここで帰っても満足ってくらい楽しい。
左から回り込むようにバンドへ。
これくらいのグレードが、余裕持って登れる自分の限界だと思う。

<2P目のフェース>
PA150007.jpg

<3P目おぃおぃ、どこ登るつもりなんだ?>
PA150009.jpg

3P目頭の片隅には、トポにクラックってあった記憶がある。
最初右のクラックへ行く素振りを見せたものの、なぜか一度降りて左へ左へ移動していく。
「な、何を企んでる?!」
凹角になっているところを難しそうに登って、チムニー下へ消えた。
フォローで登ると「チョー厳しいじゃねぇか」
迷わずA0して抜けた。
「ここ変チじゃなかったな。ディレッティシマかな~」
確信犯じゃないんか?どう見てもわざと選んだとしか・・・


4P目いよいよ変チ。風が出て寒い、いつの間にか霧が凄い。
口数が異様に減り、ワナワナしながら
「だ、ダメだったら降りてくるから・・・」と言い残してスタートする。
チムニー内部は、シットリ湿ってるくらいで状態はいい方じゃないかと思うが、
中間部あたりからビビり炸裂。(((( ;゚Д゚)))
チムニーは肩に悪いムーブの連続だった。
カベに突っ張ることが、怖くて思いっきり出来ない。
とれるピンは全部とった。ひん曲がってようが、錆サビだろうが全部。
フリーで抜けることには全く拘ってなかった。が、アブミ出すどころかA0も出来ない。
どのピンもあたしの体重に耐えてくれそうもない。
でも、ロープかけてるだけで安心するから不思議。
ズリズリと這いずりながら登り、最後抜け口でまた行き詰る。
色々試行錯誤してようやく抜けた。なんとフリーで抜けられたよあたし!!

<脱臼癖のある教祖も慎重に登ってきた>
PA150014.jpg

しかし、このピッチで自分の心の一部が『ぷちっ』と切れてしまいました。
続く5P目中央カンテへ合流するトラバースも、わざと難しいライン選んでないか?と
思うくらい余裕無し。
<5P目中央カンテへのトラバース>
PA150017.jpg


次の6P目もチムニー。体が冷え切り、動きが鈍い。
で、切れた心は元に戻らず、抜け口で退散。
あと1歩が怖くて出せなかった。右奥にあったピンでA0と思ったら、グラっと曲がった。
それを見た瞬間「カーン」と終了ゴングが鳴り「降りる・・・」。
恐怖のクライムダウン後、取り付きで凹む。
「死んだ魚の目だよ。メシ食って休めば。」
「はいぃぃぃ・・・」
初めてリタイアした。これまでは絶対に出来ると思うピッチしかしたことないんだけど、精神力の弱さがモロに出た。
<死んだ魚の目で追う>
PA150020.jpg

フォローだと登れるんだよ。
「変チ登ったら降りるか。中央カンテは前に登ってるしヤル気無くなっっちゃったんだよね。」
そんなコメントを下で聞いちゃってるし、霧雨だし、寒いし、凹んでるし、
言い訳盛りだくさんなので
「降りてもいいよ、もう大満足」と申し出てみますた。

すると・・・

「なーんか、ヤル気出ちゃったんだよね。上に抜けた方がいい。」
どうして毎度毎度片方のテンションが上がると一方が下がるんだ・・・
<ヤル気出ちゃった人>
PA150022.jpg

四畳半テラス下のピッチも青教祖はフリーで快調に抜け、
続く自分は垂壁でA0、クラックは頑張ってフリーで登る。

<四畳半テラス上のピッチ>
PA150023.jpg

最後はワタクシに花を持たせようと「終了点まで(リードで)行っていいよ、俺もう満足したから」
うひっ♪最後はちょっと頑張りたい、などと思ってたのでありがたく。
が、濡れた草付きは恐い。
烏帽子岩を回り込んでからは危うく滑りそうになるし、雨も強くなって
くるし大マジでした。
<結構大変・・・>
PA150028.jpg

ルートの終了点に付く頃には雨は本降り、時間は13:45。大休止結構したし、
予定より遅かったけどこんなもんか。
6ルンゼまで途中懸垂交えて下降、そこから南稜テラスまで15時には降りれると踏んだ。
<もう周囲は真っ白>
PA150029.jpg



が、またしても誤算。
6ルンゼ下降でピッチ切る場所間違えた。アホだ・・・
途中南稜側に寄らずそのまま6ルンゼを降りてしまい、挙句の果てにはロープがひっかかって回収出来ない。
「またあたしのせい??」お詫びに登り返しはわたくしがやります、やらせてください。
初めて6ルンゼを登った。結構面白かったよ、ヤケクソだけど。
最後は「何もしなくていいから、ロープに触るなー!」と言われ、ルンゼを降りきった
ところでは教祖の感覚までが麻痺してしまい、本谷の方へ歩こうとしていた。
「南稜テラスってこっちじゃないっけ?」
南稜テラスは左だよ。もう全部が変だよ。
テラスへのトラバースも結構怖い。ようやっとの思いで取り付きに着いたのは16:30。
ヘッデン残業は確定、焦っても仕方ないし雨も上がったのでゆっくり休んで下山。
休んでるとちょっと嬉しさがこみ上げた。
珍事盛りだくさんだったけど、面白かった。やっぱり楽しいんだな山は。
教祖も久々の本チャンで満足そうに見えたし。

さてここからの帰りも核心。テールリッジは慎重にヘッデンつけて懸垂、駐車場手前の河原で
ようやく安心、天才の勘をも狂わすダメオーラの凄さを褒められ、改善するには
お遍路に行けとか、寺に入れとかダメ出しされまくりながら到着、19:00前でした。

次はちゃんと練習してから行かねば、だ。

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